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ペルセウス、ヘーラクレースの系譜テーバイ王家の系譜から続く、ペルセウスやヘーラクレースの系図。 |
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※青字《系譜》は他の系譜へのリンク |
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テーバイ王家の系譜から続く、ペルセウスやヘーラクレースの系譜。 ヘーラクレイダイ |
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この系譜で扱った神々や人物の名称、および簡単な解説を列挙。あいうえお順。 |
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名称 | 表記 | 性別 | 解説 | 参照 | ||
アイギュプトス | Aigyptos | 男 | ダナオスの兄弟。父ベーロスはアイギュプトスにアラビアを与えたが、アイギュプトスはエジプトを征服して自分の名前をその地につけた。兄弟は争い、アイギュプトスはダナオスを追い詰めて、自分の息子たちをダナオスの娘たちと強制的に結婚させた。 | 系譜:Th | ||
アイピュトス | Aaipytos | 男 | メッセーネー王クレスポンテースとメロペーの子。ポリュポンテースの起こした暴動によって、メッセーネーの王だった父と兄弟が殺された。そのために、アルカディアの英雄で同名の祖父アイピュトスの助力を得て復讐し、メッセーネーの王位についた。彼の家系はヘーラクレイダイであるが、彼以降はアイピュティダイ(Aipytidai)と呼ばれた。 | |||
アウトメドゥーサ | Automedusa | 男 | アルカトオスの娘。夫はイーピクレース。 | |||
アグライアー | Aglaia | 女 | マンティネウス(アルカディアの王リュカーオーンの息子)の娘。夫はアルゴス王アバース。 | |||
アクリシオス | Akrisions | 男 | アルゴス王アバースとアグライアーの子。妻はエウリュディケー。プロイトスと双子の兄弟。二人は母親の胎内にある時から争い、父の死後王権をめぐって戦い、アクリシオスが勝利した。アクリシオスはその時に円形の盾を発明した。後に両者は和解し、アルゴスを二分してアクリシオスはアルゴスを、プロイトスはティーリュンスを統治した。 | |||
アステュダメイア | Astydameia | 女 | アステュメドゥーサ(Astymedusa)とも呼ばれる。ペロプスとヒッポダメイアの娘。夫はアルカイオス。 | |||
アドメーテー | Admete | 女 | アルゴス王エウリュステウスとアンティマケーの娘。アルゴスのヘーラー女神の女巫。サモス島の伝説によれば、父エウリュステウスの死後、ヘーラー女神像を携えてサモスに移ったという。 | |||
アナクサゴラース | Anaxagoras | 男 | アルゴス王メガペンテースの子。アルゴス王。彼の子孫はアナクサゴリダイ(Anaxagoridai)と呼ばれる。 | |||
アナクソー | Anaxo | 男 | アルカイオスとアステュダメイアの子。夫は叔父にあたるエーレクトリュオーン。 | |||
アバース | Abas | 男 | リュンケウスとヒュペルムネーストラーの子。アルゴス(Argos)の12代目の王。彼は両祖父であるダナオスとアイギュプトスの争いを解決し、ペルセウス家の祖となった。 | 系譜:Th | ||
アペイダース | Apheidas | 男 | アルカスの子。ステネボイアの父。 | |||
アムピトリュオーン | Amphitryon | 男 | ティーリュンス王アルカイオスとアステュダメイア(諸説あり)の子。アルゴス王ステネロスが彼を追放したので、彼は妻となるアルクメーネーを連れてテーバイに逃れた。アルクメーネーはゼウスと交わりヘーラクレースを生むことなる。 | |||
アリストデーモス | Aristodemos | 男 | ヘーラクレースの子孫(ヘーラクレイダイ)。ペロポネーソス侵入のために、テーメノスとともに軍を整えている間に、神託を求めなかったのを怒ったアポローンによって、雷に打たれたと言われる。ラコーニアの伝えでは、彼はペロポネーソスを征服し、ラコーニアを支配した。その後アルゲイアーを妻として、生まれた双子エウリュステネースとプロクレースに王位を継いだ。 | 系譜:Th | ||
アリストマコス | Aristomachos | 男 | ヘーラクレースの末裔の一人。クレオダイオスの子。ヘーラクレイダイが二度目にペロポネーソスに帰還しようとしたときに、ティーサメノス(オレステースの子)と戦って死んだ。 | |||
アルカイオス | Alkaios | 男 | ペルセウスとアンドロメダーの子。ペロプスの娘アステュダメイアを妻とした(妻には諸説ある)。 | |||
アルカトオス | Alkathoos | 男 | または、アルカトゥース(Alkathus)。ペロプスとヒッポダメイアの子。兄弟のクリューシッポス殺害に加わった。メガラ王メガレウスの娘エウアイクメー(Euaichme)を妻として、オンケーストス(Onchestos)の王となった。メガラではアルカトオスのためにアルカトイア(Alkathoia)の競技が行われていた。 | |||
アルキュオネー | Alkyone | 女 | または、ハルキュオネー(Halkyone)。ステネロスとニーキッペーの子。 | |||
アルクメーネー | Alkmene | 女 | エーレクトリュオーンの娘。夫はアムピトリュオーン。彼女に恋をしたゼウスは夫に変身して彼女と交わり、ヘーラクレースが生まれた。 | 系譜:Ol | ||
アレクサンドロス | Alexandros | 男 | エウリュステウスとアンティマケーの子。 | |||
アレクトール | Alektor | 男 | アナクサゴラースの子。イーピスの父。 | |||
アレーテース | Aletes | 男 | ヒッポテースの子。父が放浪中に生まれたために、「放浪者」という名がつけられた。 | |||
アンティマケー | Antimache | 女 | アムピダマースの子。エウリュステウスの妻。 | |||
アンティマコス | Antimachos | 男 | トラシュナーオスの子。 | |||
アンドロメダー | Andromeda | 女 | または、アンドロメデー(Andromede)。エティオピア王ケーペウスとカッシオペーの娘。神託によってケーペウスはアンドロメダーを犠牲に捧げることを強いられたが、ペルセウスがゴルゴーン退治の帰路に見つけ助ける。その後、星座となった。 | |||
イオラーオス | Iolaos | 男 | イーピクレースとアウトメドゥーサの子。叔父であるヘーラクレースの戦車の御者として様々な遠征につき従った。ヘーラクレースの最初の妻メガラーを娶った。彼はヘーラクレースの多くの子供とアテーナイ人を連れてサルディニアに移住し、オルビア(Olbia)島の都市を築いた。 | |||
イオレー | Iole | 女 | オイカリア(Oichalia)のエウリュトスの娘。ヘーラクレースに捕えられて、愛された。彼の死後ヘーラクレースの子ヒュロスの妻となった。 | |||
イーピアナッサ | Iphianassa | 女 | ティーリュンス王プロイトスとステネボイアの娘。プロイティデスの一人。他の姉妹とともに気が狂い、メラムプースに治療された。その後メラムプースの妻となったとされるが、メラムプースの妻はイーピアネイラともされる。 | |||
イーピアネイラ | Ipianeira | 女 | メガペンテースの娘。夫はメラムプースとされるが、彼の妻はイーピアナッサともされる。 | |||
イーピクレース | Iphikles | 男 | アムピトリュオーンとアルクメーネーの子。ヘーラクレースはゼウスの子であるが、ゼウスと同じ日にアルクメーネーがアムピトリュオーンと交わったので、双子として生まれた。したがって、ヘーラクレースとは異父兄弟。はじめにアルカトオスの娘アウトメドゥーサを娶ったが、ヘーラクレースとともにテーバイとオルコメノスの戦いに勝利し、クレオーン王の娘を得た。 | |||
イーピス | Iphis | 男 | (一)アレクトールの子。アルゴスの王。 (二)ステネロス(ペルセウスの子)とニーキッペーの子。アルゴナウテースたちの遠征に参加した。 |
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イーピノエー | Iphinoe | 女 | アルゴス王プロイトスとステネボイアの娘。プロイティデスの一人。 | |||
イーピメドーン | Iphimedon | 男 | エウリュステウスとアンティマケーの子。 | |||
エウアイクメー | Euaichme | 女 | ヒュロスとイオレーの子。夫はポリュカーオーン。 | |||
エウアドネー | Euadone | 女 | イーピス(一)の娘。テーバイを攻め込んだ七将の一人カパネウスの妻。夫の火葬壇に飛び込んで死んだ。 | |||
エウリュステウス | Eurystheus | 男 | ステネロス(二)とニーキッペーの子。ペルセウスの末裔がミュケーナイの王となるであろうとゼウスが言ったので、嫉妬したヘーラーはお産の女神に命じてアルクメーネーのお産を止め、7か月のエウリュステウスを先に産ませた。そのためにエウリュステネースはミュケーナイの王となった。後にもエウリュステネースはヘーラクレースを敵視し、その子供たちを殺そうとした。子供たちはアテーナイに保護を求めアテーナイ人はエウリュステウスと戦って殺した。 | |||
エウリュステネース | Eurysthenes | 男 | アリストデーモスとアルゲイアーの子。プロクレースは双子の兄弟。妻は、テルサンドロスの娘アナクサンドラー(Anaxandora)。 | 系譜:Th | ||
エウリュディケー | Eurydike | 女 | クリュメネーやクレウーサなどと同じく、系譜や伝説の間を埋めるために多く女性に与えられる名前。 ラケダイモーンとスパルテーの娘。アクリシオスの妻。 |
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エテオクロス | Eteoklos | 男 | イーピス(一)の子。テーバイに攻め込んだ七将の一人。 | |||
エーレクトリュオーン | Elektryon | 男 | ペルセウスとアンドロメダーの子。兄弟であるアルカイオスの娘アナクソーを娶った。ヘーラクレースの母アルクメーネーのほかに、多くの息子を得た。 | |||
オネイテース | Oneites | 男 | ヘーラクレースとデーイアネイラの子。 | |||
カイローン | Chairon | 男 | テーローとアポローンの子。彼の名はカイローネイア(Chaironeia)に名を与えた。 | |||
カパネウス | Kapaneus | 男 | ヒッポノオスの子。テーバイに向かう七将の一人。巨漢の乱暴者。妻エウアドネーは彼の火葬壇に飛び込んで死んだ。 | |||
キュララベース | Kylarabes | 男 | ステネロスの子。三分割されていたアルゴスをすべて手に入れたアルゴスの王。彼の死後アルゴスの王権をオレステースが継いだ。 | |||
クテーシッポス | Ktesippos | 男 | ヘーラクレースとデーイアネイラの子。 | |||
クレオダイオス | Kleodaios | 男 | ヒュロスとイオレーの子。ヘーラクレイダイの一人。 | |||
クレスポンテース | Kresphontes | 男 | アリストマコスの子。ヘーラクレイダイの一人。彼は兄弟のテーメノスとアリストデーモス(もしくはその子)とともにペロポネーソスを征服した。その後3人はペロポネーソスを3つに分けてくじで領土を決めた。その結果、テーメノスがアルゴスを、アリストデーモスがラケダイモーン(スパルタ)を、クレスポンテースがメッセーネーを得た。クレスポンテースはメッセーネーを5区に分け、各区に長を置き、土着民にドーリス人と同等の権利を与え、ステニュクラロス(Stenyklaros)に首都をおいた。しかし、ドーリス人の反感をかい、そのためにドーリス人を優遇すると土地の地主が反乱をおこして、彼を殺した。 | |||
グレーノス | Glenos | 男 | ヘーラクレースとデーイアネイラの子。 | |||
コマイトー | Komaitho | 女 | タポス(Taphos)のテーレボエース(Teleboes)人の王プテレラーオスの娘。父プテレラーオスには黄金の鬚があり、この鬚は彼の不死性を約束したポセイドーンの印であった。アムピトリュオーンがタポスを攻めたとき、彼に恋をしたコマイトーが父の鬚をむしり取ったので、彼はプテレラーオスを殺すことができた。しかし、その後アムピトリュオーンはコマイトーを殺した。 | |||
ゴルゴポネー | Gorgophone | 女 | 「ゴルゴーンを退治した女」の意。ペルセウスとアンドロメダーの娘。夫はペリエーレース。また夫の死後オイバロスと再婚した。 | |||
ステネボイア | Stheneboia | 女 | アンテイアとも呼ばれる。リュキア王イオバテースの娘、もしくはアンピアナクス、もしくはアルカディア王アペイダースの娘。夫はプロイトス。 | |||
ステネロス | Sthenelos | 男 | (一)カパネウスとエウアドネーの子。エピゴノイの一人。祖父であるイーピスよりアルゴスの三分の一を譲られた。ヘレネーの求婚者の一人としてトロイアに遠征した。トロイアの木馬に入った勇士の一人。 | |||
(二)ペルセウスとアンドロメダーの子。ミュケーナイの王。妻はニーキッペー。アムピトリュオーンを追放して、ミュケーナイとティーリュンスの支配権を自分のものとした。 | ||||||
ダナエー | Danae | 女 | アルゴス王アクリシオスとエウリュディケーの娘。アクリシオスは神託によって娘の子供に殺されるとされたので、彼女を青銅の部屋に閉じ込めた。しかしゼウスが黄金の雨に変身して部屋に入り込み、彼女と交わった。ダナエーの子がペルセウス。 | 系譜:Ol | ||
ダナオス | Danaos | 男 | アイギュプトスの兄弟。父ベーロスはリビアの王国を彼に与えた。50人の娘がいた。兄弟のアイギュプトスと争い、アルゴスへと逃れ、当時王であったゲラーノールに王位を譲られた。彼の名から、ホメーロスなどでギリシア人の総称として用いられるダナオイ人(Danaoi)がつけられた。 | 系譜:Th | ||
タピオス | Taphios | 男 | ポセイドーンとヒッポトエーの子。タポス(Taphos)の創建者。 | |||
デーイアネイラ | Deianeira | 女 | カリュドーン王オイネウスとアルタイアーの娘。メレアグロスの姉妹。ヘーラクレースはアケローオス河神と争って勝利し、彼女を妻とした。 | 系譜:Kal | ||
デーイポンテース | Deiphontes | 男 | アンティマコスの子。アルゴス王テーメノスの娘ヒュルネートーを妻とした。王は彼を実子よりもかわいがったので、息子たちは王である父を殺した。王権はデーイポンテースに移ったが、息子たちに追われエピダウロス王ピテュレウスのもとを訪れ、その後王座を譲られた。 | |||
テーメノス | Temenos | 男 | アリストマコスの子。ヘーラクレイダイの一人。彼は兄弟のクレスポンテースとアリストデーモス(もしくはその子)とともにペロポネーソスを征服した。その後3人はペロポネーソスを3つに分けてくじで領土を決めた。その結果、テーメノスがアルゴスを、アリストデーモスがラケダイモーン(スパルタ)を、クレスポンテースがメッセーネーを得た。 | |||
テーロー | Thero | 女 | ピューラースとレイペピレーの娘。アポローンに愛されカイローンを生んだ。 | |||
トラシュナーオス | Trasynaos | 男 | クテーシッポスの子。 | |||
ニーキッペー | Nikippe | 女 | ペロプスの娘。ステネロス(ペルセウスの子)と結婚した。 | |||
マカリアー | Makaria | 女 | ヘーラクレースとデーイアネイラの娘。ヘーラクレースの唯一の娘。エウリュステウスがアテーナイを攻めたときに、人身御供に捧げられた。アッティカのマラトーンにマカリアーの泉がある。 | |||
ヒッポテース | Hippotes | 男 | ピューラースとレイペピレーの子。ヘーラクレイダイの一人。 | |||
ヒッポトエー | Hippothoe | 女 | メーストールとリューシディケーの娘。ポセイドーンが彼女をさらってエキーナデス(Echinades)に連れて行った。タピオスを生んだ。 | |||
ヒッポノオス | Hipponoos | 男 | カパネウスの父。 | |||
ヒュペルメーストラー | Hypermestra | 女 | ダナオスの娘(ダナイデス)の一人。他の姉妹たちがアイギュプトスの息子たちとの初夜に夫を殺したのに、彼女は夫のリュンケウスを助けた。 | |||
ピューラース | Phylas | 男 | アンティオコス(ヘーラクレースの子)の子。レイペピレーを妻とした。 | |||
ヒュロス | Hyllos | 男 | ヘーラクレースとデーイアネイラの長男。彼の名はリューディアのヘルモス(Hermos)河の支流ヒュロス河からとったとされる。ヘーラクレースの死後、兄弟とともにヘーラクレイダイのペロポネーソス帰還を計画した。エウリュステウスと戦って勝った。 | |||
プテレラーオス | Pterelaos | 男 | タピオスの子。ポセイドーンから不死性を約束され、タポスの安全が保障されている印である黄金の毛、もしくは黄金の鬚が生えていた。アムピトリュオーンがタポスに攻め入ったとき、娘のコマイトーがアムピトリュオーンに恋をして父プテレラーオスの毛を抜いてしまう。そのために、王は死にアムピトリュオーンはタポスを征服した。 | |||
プロイティデス | Proitides | 女 | 「プロイトスの娘たち」の意。ティーリュンス王プロイトスとステネボイアの三人の娘、リューシッペー、イーピアナッサ、イーピノエーを指す。彼女たちは成長したときに気が狂った。原因は諸説あるが、誰か神によって狂わされた。彼女たちは自分が雌牛だと信じて、アルゴス全土、さらにアルカディアからペロポネーソスを歩き回った。メラムプースがその狂気を取り去る代わりに、兄弟のビアースとともにティーリュンスの領土の三分の二をプロイトスから得た。最年長のイーピノエーは死に、残りの二人の娘はメラムプースとビアースの妻となった。 | |||
プロイトス | Proitos | 男 | アルゴス王アバースとアグライアーの子。妻はエウリュディケー。アクリシオスと双子の兄弟。二人は母親の胎内にある時から争い、父の死後王権をめぐって戦い、アクリシオスが勝利した。アルゴスから追放されたプロイトスは、小アジアにあるリュキアの王イオバテースを訪ね、その娘ステネボイアを妻とした。後に両者は和解し、アルゴスを二分してアクリシオスはアルゴスを、プロイトスはティーリュンスを統治した。プロイトスの子メガペンテースはティーリンスの王権を継いだあと、アルゴスをの王権を得たペルセウスと領地を交換した。 | |||
プロクレース | Prokles | 男 | アリストデーモスとアルゲイアーの息子。エウリュステネースの双子の兄弟。妻はラトレイア(Lathreia)と言い、ソオス(Soos)という息子を産んだ。ソオスの子エウリュポーン(Eurypon)はスパルタの律法者リュクールゴスの祖。 | 系譜:Th | ||
ヘーラクレース | Herakles | 男 | ギリシア神話中の最大の英雄。ゼウスとアルクメーネーの子。「ヘーラーの栄光」の意を持つが、嫉妬したヘーラーによって狂わされるなどの矛盾する事実があり、名前との関係には諸説ある。妻子は多数いる。メガラー、デーイアネイラ、アウトノエー、ヘーベーなど。彼をめぐる伝説は多様で、幼少から死ぬまで様々な物語がある。エウリピデースの『狂えるヘーラクレース』や、12功業(12の難業)などが有名。 | 系譜:Ol | ||
ペルセウス | Perseus | 男 | ゼウスとダナエーの子。ダナエーの父で、アルゴスの王アクリシオスは神託によって娘の子供に殺されるとされたので、彼女を青銅の部屋に閉じ込めた。しかしゼウスが黄金の雨に変身して部屋に入り込み、彼女と交わってペルセウスが生まれた。ダナエーは密かにペルセウスを育てたが、アクリシオスに見つかり母子は箱に入れて流され、セリーポス(Seriphos)島に着いた。ゴルゴーンの一人メドゥーサの首を取りに行く物語、およびその道中で起こる様々な物語が有名。妻はエティオピア王ケーペウスの娘アンドロメダー。 | 系譜:Ol | ||
ペルセース | Perses | 男 | クレイオスとエウリュビアーの息子で、アステリアーを妻とする。 | 系譜:Ti 系譜:Po |
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メガペンテース | Megapenthes | 男 | ティーリュンス王プロイトスとステネボイアの子。ペルセウスは誤って父アクリシオスを殺したことを恥じて、アルゴスの領土とメガペンテースのの領土ティーリュンスとを交換した。 | |||
メーストール | Mestor | 男 | ペルセウスとアンドロマケーの子。妻はリューシディケー。 | |||
メドゥーサ | Medusa | 女 | ポルキュスとケートの三人の娘ゴルゴーンの一人。頭髪は蛇、歯は猪、大きな黄金の翼を持ち、見たものを石に変える。ペルセウスがメドゥーサの首を切り落として殺した。 | 系譜:Po | ||
ラケダイモーン | Lakedaimon | 男 | ゼウスとターユゲテーの息子。スパルタのあるラケダイモーン地方の住民にその名を与えた。スパルテーを娶りスパルタの王となった。 | 系譜:Ol | ||
リューシッペー | Lysippe | 女 | アルゴス王プロイトスとステネボイアの娘。姉妹たち(プロイティデス)とともに気が狂って、メラムプースに治癒された。その後、ビアースの妻となる。 | |||
リューシディケー | Lysidike | 女 | ペロプスの娘。メーストールの妻。 | |||
リュンケウス | Lynkeus | 男 | アイギュプトスの50人の息子の一人。ダナオスの娘ヒュペルメーストラーを娶った。兄弟たちがダナオスの娘たちとの初夜に殺されたのに対して、彼だけがヒュペルメーストラーに助けられた。 | |||
レイペピレー | Leipephile | 女 | イオラーロスの娘。ピューラースを夫とした。 | |||
系譜:Ath=アタマースの系譜 |
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このページの最終更新 2007/12/25 | ||||||
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