神名・人名・解説 「た行」_Via della Gatta
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神名·人名·解説 「た行」

「た行」: 五十音順
アルファベット表記は、ギリシア文字をローマ字に転写したもの。

「た」 「ち」 「つ」 「て」 「と」


「た」

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名前 表記 性別 解説 参照
タウマース Thaumas ポントスとガイアの子。エーレウクトラーを妻とした。 系譜:Po
ダナエー Danae アルゴス王アクリシオスとエウリュディケーの娘。アクリシオスは神託によって娘の子供に殺されるとされたので、彼女を青銅の部屋に閉じ込めた。しかしゼウスが黄金の雨に変身して部屋に入り込み、彼女と交わった。ダナエーの子がペルセウス。 系譜:Ol
系譜:Pe
ダナオス Danaos アイギュプトスの兄弟。父ベーロスはリビアの王国を彼に与えた。50人の娘がいた。兄弟のアイギュプトスと争い、アルゴスへと逃れ、当時王であったゲラーノールに王位を譲られた。彼の名から、ホメーロスなどでギリシア人の総称として用いられるダナオイ人(Danaoi)がつけられた。 系譜:Th
系譜:Pe
タピオス Taphios ポセイドーンとヒッポトエーの子。タポス(Taphos)の創建者。 系譜:Pe
ダーモポーン Damophon コリントスの王トアースの息子。ヘーラクレイダイの帰還のころまで、父を継いでコリントスの王位にあった。 系譜:Sis
ターユゲテー Taygete アトラースとプレーイオネーの娘。ゼウスとのあいだにラケダイモーンを生んだ。ラコーニアのターユゲテー山は彼女の名前に由来する。 系譜:Ol
タラオス Talaos ビアースとペーローの子。妻はアバースの娘リューシマケー。アルゴナウテースたちの遠征の一人。 系譜:Kr
ダルダノス Dardanos ゼウスとエーレクトラーの子。サモトラケー島に住んでいたが、小アジアに移り、テウクロス王の娘バティエイア(Batieia)と結婚した。王の死後にこの地はダルダニア(Dardania)と呼ばれることとなった。トロイア市はダルダノスが建設した。生まれや伝承には諸説ある。 系譜:Ol
タンタロス Tantalos ゼウスとプルートー(Pluto)の子。プリュギアあるいはリューディアのシピュロス(Sipylos)山付近の王。ディオーネー、あるいはステロペー、エウリュアナッサ、クリュティエーを妻とし、ペロプスなどの子を得た。息子ペロプスを料理して神々に供したために、地獄で永劫の罰を受けた。その罰は、池の中に埋められ顔だけ出されるが、水を飲もうとすると水が去ってしまうという渇きの罰や、たわわ身に持った果実を食べようとすると、枝が遠ざかってしまうという飢えの罰などとされる。 系譜:Ol

「ち」

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名前 表記 性別 解説 参照

「つ」

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名前 表記 性別 解説 参照

「て」

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名前 表記 性別 解説 参照
テイアー Theia ウーラノスとガイアの娘。兄弟のヒュペリーオーンを夫とする。 系譜:Ti
ディアーナ Diana ローマの女神。アルテミスと同一視される。(→アルテミスを参照)
デーイアネイラ Deianeira カリュドーン王オイネウスとアルタイアーの娘。メレアグロスの姉妹。ヘーラクレースはアケローオス河神と争って勝利し、彼女を妻とした。 系譜:Pe
系譜:Kal
ディオニューソス Dionysos 元来は宗教的な狂乱を伴う祭式を有するトラーキア・マケドニアの神だったらしいが、ギリシアに輸入されて輸入されて、女性の熱狂的な崇拝を受けた。神話中では、ゼウスとセメレーの息子とされる。ゼウスの本来の姿を目の当たりにして、雷で焼け死んだセメレーの腹から、6か月の胎児だったディオニューソスをゼウスは取り出し、自らの太ももに縫いこんで育てた。 系譜:Ol
系譜:Th
ディオーネー Dione ゼウスの女性形。ウーラノスとガイアの娘だが、異説もある。ゼウスと交わってアプロディーテーを生んだともされる。そのためにアプロディーテーはディオーナイア(Dionaia、ディオーネーの娘)と呼ばれることがある。 系譜:Ti
系譜:Ol
ディオメーデー Diomede クスートスとクレウーサの娘。従兄のデーイオーンと結婚した。 系譜:De
系譜:Dei
ディオメーデース Diomedes テューデウスとデーイピュレーの息子。ホメーロスの『イーリアス』のなかでは、アキレウスに次ぐギリシア方の英雄で、オデュッセウスの友人。ディオメーデースの祖父オイネウスは、支配していたカリュドーンの王権をアグリオス(Agrios)の息子たちによって奪われた。そのために、ディオメーデースはアルクマイオーンとともにアグリオスの息子たちを殺した。オイネウスはすでに老齢だったので、王国を彼の娘ゴルゲーの婿アンドライモーンに与えた。オイネウスが死んだときに、死体をアルゴスに運んで、彼の名を取ったオイノエー(Oinoe)の町に埋葬した。それから、彼はアドラストスの娘アイギアレイアーと結婚した。その後、アルクマイオーンを総大将とするアルゴスの七将(エピゴノイ)のテーバイへの遠征に、さらにトロイア戦争に参加する。 系譜:Kr
系譜:Kal
デーイオーン Deion アイオロスとエナレテーの子。ポーキスの王。従兄にあたるディオメーデーを妻とした。 系譜:De
系譜:Dei
ティーサメノス Tisamenos 父テルサンドロスと母デーモナッサの息子。幼少のときに、父テルサンドロスがトロイア戦争でテーレポスに打たれた。成長しテーバイの王となる。 系譜:Th
ティテュオス Tityos ゼウスとエラレーの息子。ガイアの子とも言われる。ヘーラーを恐れてゼウスは彼を地中に隠したが、巨大な身体へと育った彼を地中に出した。ヘーラーはティテュオスにレートーへの情欲をかき立てたので、ゼウスもしくはアポローンとアルテミスによって殺された。ティテュオスは冥界で二羽の禿鷹に永遠に肝臓を食われる刑に処されている。 系譜:Ol
系譜:Dei
デーイピュレー Deipyle アルゴス王アドラストスとアムピテアーの娘。オイネウスの息子テューデウスと結婚し、ディオメーデースを産んだ。 系譜:Kr
デーイポンテース Deiphontes アンティマコスの子。アルゴス王テーメノスの娘ヒュルネートーを妻とした。王は彼を実子よりもかわいがったので、息子たちは王である父を殺した。王権はデーイポンテースに移ったが、息子たちに追われエピダウロス王ピテュレウスのもとを訪れ、その後王座を譲られた。 系譜:Pe
デーイマコス Deimachos エナレテーの父。 系譜:De
デウカリオーン Deukalion プロメーテウスとクリュメネーの子。ピュラーを娶った。ゼウスが堕落した青銅時代の人間を大洪水で滅ぼしたときに、プロメーテウスの忠告で箱舟を作って助かった。その後の人間は、両者が投げた母なる大地の骨、すなわち石から生じたとされる。デウカリオーンが投げた石から男が、ピュラーから投げた石が女となった。二人から生まれたヘレーン、アムピクテュオーン、プロートゲネイアは、ギリシア人の祖とされる。 系譜:Ti
系譜:De
テクタモス Tektamos ドーロスの子。ペラスゴイ人とアイオリス人を率いてクレータ島に侵攻し、クレーテウスの娘を妻とした。彼はこの島のドーリス人の祖となった。 系譜:De
テスティオス Thestios プレウローンの王。デーモニーケーと軍神アレースの息子。妻はエウリュテミス(Eurythemis、諸説あり)。 系譜:Kal
テーテュース Tethys ウーラノスとガイアの娘。オーケアノスの妻となり、世界中の河川の神々と、3000人の娘(オーケアニス)を生んだ。レアーに託されてヘーラーを育てた。 系譜:Ti
テーベー Thebe (一)エパポスの娘とする説もあるが、ナイル河神の娘で、エジプトのテーバイの名となったともされる。
(二)ゼウスとイオダマー(イーオダメー、Iodame)の娘。ボイオーティアのテーバイに名を与えたとされる。
系譜:Th
系譜:Ol
系譜:De
テミス Themis 「掟」の意味。ウーラノスとガイアの娘で、ゼウスの二番目の妻。 系譜:Ti
系譜:Ol
テミストー Themisto ヒュプセウスとクレウーサ都の娘。ボイオーティアの王アタマースの三番目の妻。 系譜:Ath
デーメーテール Demeter オリュンポス十二神の一人で、穀物および大地の生産物の女神。クロノスとレアーの娘。ゼウスと交わりペルセポネーを生んだ。ハーデースがペルセポネーに恋をして冥界へと連れ去ったとき、彼女は世界中を探しまわる。そのために、各地でデーメーテールにまつわる物語が多々残されたとされる。ローマではケレースと同一視される。 系譜:Ol
テーメノス Temenos アリストマコスの子。ヘーラクレイダイの一人。彼は兄弟のクレスポンテースとアリストデーモス(もしくはその子)とともにペロポネーソスを征服した。その後3人はペロポネーソスを3つに分けてくじで領土を決めた。その結果、テーメノスがアルゴスを、アリストデーモスがラケダイモーン(スパルタ)を、クレスポンテースがメッセーネーを得た。 系譜:Pe
デーモナッサ Demonassa アムピアラーオスとエリピューレーの娘。夫は、ポリュネイケースの息子テルサンドロス。 系譜:Th
系譜:Kr
デーモニーケー Demonike アゲーノールとエピカステーの娘。軍神アレースとの間に4人の子供を授かった。 系譜:Kal
テューデウス Tydeus カリュドーンの王オイネウスとペリボイアの息子。妻はデーイピュレー。息子はディオメーデース。彼は殺人を犯したために国を追われたとされる。その後アルゴスに逃れ、アドラストスの娘デーイピュレーと結婚した。テーバイ攻めの七将の一人。 系譜:Kr
テューポーン Typhon もしくはテュポーエウス(Typhoeus)。神々がギガース(巨人)たちを征服したときに、ガイアが怒ってタルタロスと交わりキリキアで生んだ。人と野獣の混合した巨大な怪物。 系譜:Po
テューロー Tyro サルモーネウスとアルキディケー(Alkidike)の娘。父の兄弟クレーテウスに育てられた。エニーペウス河に恋をしていたが、ポセイドーンが河神に変身して交わり、ペリアースとネーレウスの双子を産んだ。それからテューローはクレーテウスの妻となった。 系譜:Kr
テーラース Theras 父親のアウテシオーンはスパルタに住み、姉妹のアルゲイアーはヘーラクレイダイのアリストデーモスを夫とした。テーラースは一時スパルタの執政を担っていたが、後にテーラ島に移り住んだ。この島はカリステー(Kalliste)と呼ばれていたが、このときに名をテーラ(Thera)島に変えた。 系譜:Th
テルサンドロス Thersandros ポリュネイケースとアルゲイアー(アドラストスの娘)の息子。テーバイ市を攻略してアムピアラーオスの娘デーモナッサ(Demonassa)を娶った。ウェルギリウスは、テルサンドロスがトロイア戦争に参加し、木馬の勇士の一人になったという。 系譜:Th
系譜:Kr
コリントス王シーシュポスとメロペーの息子。息子はハリアルトス(ハリアルトス、Haliartosの祖)とコローノス(コローネイア、Koroneiaの祖)。 系譜:Sis
デルポス Delphos アポローンとメライニスの子。ほかに、ポセイドーンとメラントーの子や、アポローンとケライノーの子など諸説ある。デルポイの町に名を与えた。 系譜:De
テーレパッサ Telephassa アゲーノールの妻で、娘のエウローペーが失踪したときに、子供たちとともに探しに出て、トラーキアで力尽き、カドモスに葬られた。 系譜:Th
テーレマコス Telemachos オデュッセウスとペーネロペーの息子。生まれて間もなくオデュッセウスはトロイア戦争に出兵したので、父の友人メントールに教育された。テーレマコスは青年に到って、父が不在の家を守っていた。その話は『オデュッセイア』で語られる。その後の話には諸説ある。 系譜:Dei
テーロー Thero ピューラースとレイペピレーの娘。アポローンに愛されカイローンを生んだ。 系譜:Pe

「と」

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名前 表記 性別 解説 参照
トアース Thoas イアーソーンとヒュプシピュレーの息子。母のヒュプシピュレーがネメア(Nemea)王リュクールゴスに奴隷として売られ、仕えているときに、兄弟のエウネオースとともに母親を救い出した。 系譜:Kr
コリントスの王オリュニュトス(オルニュティオーン)の息子。父の王位を継承してコリントスの王となった。ポーコス(ポーキス、Phokisの祖となった)の兄弟。王位は息子のダーモポーンに継承させた。 系譜:Sis
ドーリス Doris オーケアノスの娘。ネーレウスの妻。 系譜:Po
トラシュナーオス Trasynaos クテーシッポスの子。 系譜:Pe
トリートーン Triton ポセイドーンとアムピトリーテーの子。半身半魚でポセイドーンに従って海馬に乗り、ホラ貝を吹きならして海を鎮める姿で表わされる。 系譜:Ol
ドーロス Doros ドーリア人の祖。ヘレーンとオルセーイスの息子。 系譜:De
系譜:Kal
トロポーニオス Trophonios オルコメノス王エルギーノスの子で、アガメーデースの兄弟。また、アポローンとエピカステーの子でアガメーデースの義理の息子となったとされることもある。ボイオーチアのレバデイア(Lebadeia)に名高い神託所を有する英雄。アガメーデースとともに有名な建築家で、テーバイのアムピトリュオーンの家、デルポイの神殿、アウゲイアースの宝物庫などを建設したと言われる。 系譜:Ath
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