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プロフィール
河島思朗(かわしましろう、Kawashima Shiro)
1977年 群馬県高崎市に生まれる
2001年3月 国際基督教大学 教養学部 人文科学科 卒業
2005年3月 東京都立大学 人文科学研究科 修士課程修了
2005年4月-2008年3月 日本学術振興会特別研究員
2005年4月-2011年3月 首都大学東京 人文科学研究科 博士後期課程 単位修得退学
2011年4月-2014年3月 東京外国語大学 非常勤講師
2011年4月-2014年3月 いわき明星大学 非常勤講師
2013年4月-2014年3月 日本女子大学 非常勤講師
2012年4月-2015年3月 青山学院女子短期大学 兼任講師
2014年4月-2018年3月 東海大学文学部ヨーロッパ文明学科 専任講師
2014年4月-2020年3月 首都大学東京 非常勤講師
2015年8月-2020年3月 青花の会/新潮社 講座:ギリシア・ローマ神話
2018年4月-2020年3月 東海大学 文化社会学部 ヨーロッパ・アメリカ学科 准教授
2020年7月-現在 青花の会/新潮社 講座
2020年4月-現在 京都大学大学院文学研究科 文献文化学専攻 西洋古典学専修 准教授
学位
修士(文学)東京都立大学
博士(文学)首都大学東京(東京都立大学)
所属学会
日本西洋古典学会(HP運営委員)、東京都立大学哲学会、古典文献学研究会(Philologica)
ペディラヴィウム会、ギリシア・ローマ神話学研究会、地中海学会、古代世界研究会
主要な研究業績
書籍
- 共著:川島重成、古澤ゆう子、小林薫(編著)『ホメロス『イリアス』への招待』ピナケス出版、2019
担当:第一〇章 アイネイアス ―生き残る運命― - 共著:植朗子他『はじまりが見える世界の神話』創元社、2018/4
- 『ギリシャ語練習プリント』(監修)小学館、2017/6
- 『ラテン語練習プリント』(監修)小学館、2016/9
- 『基本から学ぶラテン語』ナツメ社、2016/7
- 共著:川島重成、茅野友子、古澤ゆう子(編)『パストラル――牧歌の源流と展開――』ピナケス出版、2013/10
担当:第四章、河島思朗「ウェルギリウス『牧歌』に描かれる牧歌世界の危機」pp.121-150
論文等
- 「神話の語りと叙事詩の性質:オウィディウス『変身物語』における統一性をめぐる考察」『地中海学会月報』388(2016.3)3
- 「オウィディウス『変身物語』序歌における歴史的観点の喚起」 2013年度大阪大学大学院文学研究科共同研究成果報告書『ヨーロッパ芸術におけるギリシア・ローマ神話の水脈に関する分野横断的研究』(研究代表者:内田次信)(2014)31-46. 大阪大学大学院文学研究科.
- 「悲しみを癒すもの ― 福島県いわき市と古代ローマ ―」ペディラヴィウム会通信36(2014)47-51.
- 「ミニュアースの娘たちが語る物語群——オウィディウス『変身物語』4.55-388に描かれる変身の意味—— 」『哲学誌』52(2010)25-51. 東京都立大学哲学会.
- 「オルペウスの歌(Ov. Met. 10. 148-739)における物語相互の内的連関——「重さと軽さ」と「大地と空」——」 『西洋古典学研究』55 (2007) 51-62. 岩波書店.
- 「siquid medium est mortisque fugaeque (Ov. Met. 10.223)——「オルペウスの歌」における「生と死をめぐる変身」——」 『哲学誌』48 (2006) 61-75. 東京都立大学哲学会.
- 「「ピュグマリオーンの話」と「ミュッラの話」——オウィディウス『変身物語』における物語の連関——」『ペディラヴィウム』 58 (2005) 6-25.
- 「オルペウスの歌(Ov. Met. 10.148-379)」の詩的構造——異なる音が調和する時——. 2005. 東京都立大学修士課程学位論文.
口頭発表
- ローマ人が創り出す「ローマ」:ウェルギリウス『アエネーイス』が描くローマの起源. 東海大学文学部ヨーロッパ文明学科主催シンポジウム「捏造されたローマ:その解釈の変遷 」.2016年 1月 22日
- 神話の語りと叙事詩の性質──オウィディウス『変身物語』における統一性をめぐる考察. 地中海学会研究会. 2015年12月19日
- 古代ギリシア・ローマの家畜・犠牲獣・猟犬 ~動物とともに生きる人々~. 東海大学文学部ヨーロッパ文明学科主催シンポジウム「ヨーロッパと動物」. 2015年7月18日
- オウィディウス『変身物語』における恋の哀しみ――ナルキッソスとエーコーの物語再考――. 第298回 東海大学文学部「知のコスモス」、ヨーロッパ文明学科シンポジウム「ヨーロッパの喜怒哀楽」. 2015年1月21日
- オウィディウス『変身物語』序歌における歴史性. ギリシア・ローマ神話学研究会 第12回大会. 2014年3月1日
- オウィディウス『変身物語』における嘆き ~震災後のいわき市と紀元前後のローマを考えながら~.ペディラヴィウム会.連続講演会「いやし」.2013年2月23日
- ウェルギリウス『牧歌』における牧歌的世界の危機. ペディラヴィウム会 牧歌連続講演会. 2011年1月22日
- ミニュアースの娘たちが語る物語(Ov. Met. 4.55-388)——合一への憧れ——. ペディラヴィウム会 西洋古典学研究会. 2007年3月17日
- 「重さと軽さ」と「大地と空」——Ovidius Metamorphoses 10.148-739——. 日本西洋古典学会 第57回大会. 2006年6月3日
- 生と死をめぐる変身——オウィディウス『変身物語』10.148-739における罰としての変身——. 東京都立大学哲学会 第29回研究発表大会. 2005年7月9日
その他
- 学際的研究の模索 ~学ぶことを楽しむために~『古代世界研究会 かいほう』(127) 1-3 2016年2月
- 「石たちの声に耳を傾ける」:金沢百枝『ロマネスク美術革命』日本西洋古典学会ホームページ、2015年9月
- 【書評】M. Fantuzzi, Achilles in Love: Intertextual Studies. Oxford UP 2012.『西洋古典学研究』63, 99-101, 2015
- 「物を語ること」.『地中海学会月報』376. 2015年1月
- 【書評】K. Sara Myers, ed., Ovid: Metamorphoses Book XIV. Cambridge U.P. 2009.『西洋古典学研究』60, 133-36, 2012