Microsoft Word で論文などを書いているとき、あとで途中個所を編集しようと思っても、なかなか探し出せないことがあります。忘れてしまったときなどは最悪です!
そのようなときに役立つのが「ブックマーク機能」。「しおり」のように編集したい箇所にすぐに移動できるように指定することができます。
もちろん、読んでいる文書の「しおり」としても使えます。
使い方は「Word 2007」および「Word 2013」を基準にしています。他のバージョンでは多少使い方が違うかもしれません。
ブックマークを挿入する
①「しおり」を挿入したい場所にカーソルを移動するか、文字列を選択する。
②Wordの上部の「挿入」→「リンク」→「ブックマーク」
③ブックマーク名を適当に記入。例:「編集予定」
※ただし、数字から始まる言葉は記入できません。例:「1編集」
④追加ボタンを押す。
ブックマークした場所に移動する
上記の①②③操作をしたあと、④移動したいブックマーク名を選んで「ジャンプ」ボタンを押す。
ブックマークをつけなおす
編集などが終わったブックマークは、「追加」や「ジャンプ」ボタンに並んである「消去」によって消えます。
しかし、同じ名前で他の個所にブックマークをすることもできます。
手順は「ブックマークを挿入する」と同じですが、③ブックマーク名を記入するときに、すでにある名前を選択して、「追加」ボタンを押します。そうすると、新しい箇所に同じ名前のブックマークが移ります。
ブックマーク記号の表示
ブックマークした場所がどこであるかは、普通は目に見えません。それを表示させる手順は以下のようです。
①Word 2007の場合:「Microsoft Office ボタン」(左上の丸いボタン)→「Wordのオプション」(一番下)
Word 2013の場合:「ファイル」→「オプション」
②「詳細設定」→「構成内容の表示」項目の中の「ブックマークを表示する」のチェックを付ける
※ブックマークの編集記号([・・・]やI)は印刷されません。
「Microsoft Wordによる詳しい機能の説明」も参考にしてください。