図像資料補足
アナクシマンドロス(前610年頃—前546年)が考えた世界地図
Wikimedia Commons
ラコニアの陶器「ポリュペーモスの目をつぶすオデュッセウス」前565-560年頃
Bibliothque nationale de France, パリ / Wikimedia Commons
一番右がポリュペーモス。オデュッセウスの仲間を食べたことを描くために、人間の足を持っている。大きな盃は、オデュッセウスが提供した美酒に酔ったエピソードを表している。ポリュペーモスは長い棒でオデュッセウスたちに目をつぶされる。
「エレウシスのアンフォラ」前650頃
Museum of Eleusis
©2007Napoleon Vier / Wikipedia Commons
「グラウコスとディオメーデースの武具交換」
前420頃、Museo Regionale Archaeologico in Gela.
Wikimedia Commons
参考
「オデュッセウスとアイアース、アキレウスの武具をめぐる争い」前520頃
ルーブル美術館、パリ / Wikimedia Commons
トロイア戦争でアキレウスが死んだあと、アキレウスの武具をめぐって、アイアースとオデュッセウスが争う。結局オデュッセウスがアキレウスの武具を獲得し、アイアースは怒りのあまり自害する。『オデュッセイア』(第11歌)において、オデュッセウスは冥界でそのアイアースの霊とも、アキレウスの霊とも出会う。